2. OPEL ASTRA H との出会い。


オペルアストラHとの出会いは、しかるべくしてやってきました。

 

はじめにこれまで、8年ほど家族の友として歩んできたローバーがだいぶやれてきました。

通常なら、不満も不安もないので、やれた部分の修理やレストアをしたいくらい気に入っていたのですが、

メーカーなきあと、日本での部品流通に不安が出てきました。

これまでは、特に納期が長かったりすることもなく、非常に優秀な部類だったと思います。

値段の高騰以外は、、、

 

しかし、部品を購入する度、これが日本最後、あと何個とカウントダウンが聞こえてきました。

消耗品もです。

 

この状況で大枚はたいて、レストアもどきをしたとしても、あと何年乗れるか、まったく予想が出来ないのです。

 

そうなると、大物が壊れるまでは乗るが、いつ買い替えになるかわからないので、それなりに検討はしなくてはなりません。

まあ、これが楽しいのですが、、、

 

で、いつものように条件です。

1. 不要にでかい必要はない。

2. 燃費はいいに越したことはない。

3. 5人が乗れ、5人が3点式シートベルトを付けられること。

4. マニュアルであること。

 

この条件を満たすクルマが実は非常に少ない。

VWのポロ、ゴルフ、プジョーの206、307、BMWの3シリーズセダン、ボルボの850系など。

国産車では、シートベルトの条件が満たせないクルマばかりです。

で、ついでに、不満なきローバーからの乗り換えですから、ローバーに足りないものを持っている必要があります。

 

上記の車種は、正直乗り換えるメリットがあまりなく、大金を払ってまで乗り換える必要があるのか?

悩ましいです。

VWだったら、アクセラでもいいかもしれない。プジョーは普通すぎるし、

BMはちょっと、、、過去の経験が。

ボルボは高い!古いんだけど、、、

 

で、元イスズ乗りとして外せないのがGMEことオペルです。

オペルだと、ヴィータ、アストラにMTモデルが存在し、ヤナセが投げてしまったので、価格も暴落です。

1.8のヴィータか、2.0ターボのアストラか?

まあ、ヴィータでも良かったのですが、税金も同じなら、排気量は大きい方がいいか?

あとは、子供の成長を考えると、アストラくらいの大きさが必要かもしれないと考えたわけです。

 

で、決め手は、ローバーには足りなかった安全性が抜群でした。

クラスを超えた安全性能がアストラの売りです。

2005年モデルと2006年モデルだけが輸入されたわけですが、

2006年はヘッドライトがハンドル連動だったりして、2006年モデルが良いと思ってましたが、

中古車市場はまったく寒いです。

日本中で2台以下しか流通されていないので、色も年式も選べません。

相場も形成されていないようです。

 

まあ、買い換えるなら、アストラターボスポーツの5ドアのみというありえない選択肢のみ残りました。

というわけで、資料なんぞを集めながら、在庫情報収集だけはしておりました。

 

で、そのときは、思ったより早くやってきました。

某所へ行った帰り、ローバーのハイドロが死にました。

修理には大枚がかかり、中古品でもいつまで持つか不安なので、なやんでいるところ、

たまたま、中古車検索したら、比較的近所で、過走行で格安の出物が、、、

 

まあ、これもタイミングということで、新しい取り組みが始まりました。

 

 

それから、数年後の2013年秋、別れというものは、突然やってくるものです。

購入後、5年と4万km弱ですが、最近、それなりの劣化が見られました。

リザーバータンクの破損から始まるエンスト症状やエンジンチェックランプ点灯など、メンテで幾分良くなるものの完治はせず。

そんな矢先、某駐車場で国産車と熱い抱擁。ヘッドライト、バンパー、フェンダーの破損です。

まあ、気にしなければどうにかなる程度の損傷に見えたのですが、どうもまっすぐ走らない。

ステアリングを大きく切った状態での抱擁だったので、足回りに異常が出ているようです。

ステアリングが90度くらいずれていることとスタビリティの警告灯がついてしまいました。

目視で確認しても足回りに大きな損傷もなく、、、という一番いやな雰囲気です。

熱き抱擁なので、保険屋さん経由での修理となりますが、残念ながら、状況が状況なので、治す気はさらさらなく、、、


で、結局、警告灯がついているので、板金屋だけではどうにもならないと判断し、天下のヤナセ様に引き取りをお願いしました。

まあ、車両保険も70万円入っているので、それなりの保険料は確保できるので、買い替え検討に入ります。

結局は、ヤナセ様経由の修理見積もり会社の判断としても、目視での損傷は見られないので、全交換となるそうです。

とはいっても、部品ではなく、ボディが逝ってるという可能性もあるらしく、逆に直さないですよね?という言われ方でした。

ええ。まさかの軽く全損でした。


というわけで、その後もいろいろやりとりし、お別れということになりましたが、、、、(続く) 

 

が、希少車ということで無理言って車両を買い取り、自宅にもって帰り、トーの調整をしたら、

警告灯も消え、まっすぐ走るようになりました。

多少、トーがずれただけなんでが、それで、警告灯が点くくらいよくできた車ということで、、、

まあ、とりあえず、無事、走行可能な車になりました。次の車が来るのに、、、

 

というわけで、無事、嫁ぎ先も決まり、関西方面にドナドナされていきました。

車検もとって、板金もされ、社会復帰したようです。

 

HOME ASTRA_TOP