10. パルサ〜
第1回
2年で逝ってしまったら、7万ですよん。
で、仕事柄、バッテリに関してはそこそこ詳しいのですが、寿命がくる要因は、サルフェーションといわれるものです。
バッテリの電極表面にコーティングされるようなもので、だんだん、有効な表面の面積が減って、昇天されるわけです。
なので、サルフェーションを起こさないようにしてあげれば、良いわけです。
しかし、このサルフェーションは放電時に起きるといわれています。
クルマに乗らないとバックアップメモリーの電力でサルフェーションがおきる訳です。
なので、毎日クルマに乗る人はバッテリが長持ちするわけです。
で、このサルフェーションを防止&除去する装置が、最近、売られています。結構、お高いのですが、、、
デサルファーとか、パルサーとか言われています。サルフェーションをパルス充電で除去するわけです。なので、パルサー!
で、今年に入ってから、このパルサーを自作すべく、材料集め等々を行い、
少しずつ回路を作成し、本日、試運転をしたわけです。
結果は、失敗!
たぶん、回路が一部間違っているんでしょうね〜。
第2回
前回はマイナス端子にパルスをかけるものを試作したのですが、
うまくいかないので、プラスにパルスをかける回路に変更するために材料の買出し等をしてました。
で、その帰りにふと自分の組んだ回路に間違いがあることを思いつきました。
帰宅後、早速回路を組みなおしてみると、ちゃんと動きました!
その後、さらにパワーアップするべく、改良を施しました。
とりあえず、満足いく波形を得ることができました。
後は、24V 仕様にするか、12V仕様にするか、外部電源方式にするか、充電器と併用にするか、等々、検討してます。
また、どれくらい効くのか?という課題もあります。プラスにパルスをかける回路もまだ試していないですし、、、
第3回
パルサーができたので、どんな感じなのか、調査してみました。
まずは、マイナスパルサーです。
1. オリジナル回路でバッテリ駆動 消費電流 0.14A
2. オリジナル回路でバッテリ駆動(スピードアップコンデンサと抵抗を削除) 消費電流 0.01A
3. オリジナル回路を外部電源駆動に変更(外部電源電圧10V) 消費電流 0.04A
4. オリジナル回路を外部電源駆動に変更(外部電源電圧8V) 消費電流 0.02A
5. オリジナル回路を外部電源駆動に変更(外部電源電圧12V) 消費電流 0.12A
6. オリジナル回路を外部電源駆動に変更(外部電源電圧14V) 消費電流 0.93A
7. オリジナル回路のバッテリの配線変更2mm2 (外部電源電圧10V)
8. オリジナル回路のバッテリの配線変更100mm2 (外部電源電圧10V)
9. ダイオードを31DQ06から31DF2に変更 (外部電源電圧10V) 消費電流 0.09A
次は、プラスパルサーです。
1. オリジナル回路でバッテリ駆動(スピードアップコンデンサ+抵抗削除、ダイオードはDF2) 消費電流 0.03A