すみかの改造計画

 

画なんて、たいしたものはないけど、あるコンセプトに則って、リフォームをします。

1.良いものは生かす。

2.住みやすい環境を整える。

3.材料費、工賃を節約し、良いものを使う。

4.自然素材を積極的に使用する。

 

じめに行うべきは、台所のリフォームです。

ここは、土間から風呂場に行くドアがあったり、
土間だったり、隣の4畳半まで派手な段差があったり、現代の生活では住みにくいです。
そこで、4畳半と台所をフラットにし、脱衣所を併設します。
台所の南側の壁も撤去し、明り取りをします。
壁は吸湿性が高く、自然素材の「珪藻土」を使用します。
今回選んだのは、初心者には難しい「練り加減」がわかりやすい既に練ってあるものを選択しました。
また、床は断熱材、針葉樹構造用合板F☆☆☆☆、竹フローリングにしました。
断熱材は、プロプレンフォーム20mm厚を使用しました。
これは、通常のものより割高ですが、古くなっても粉っぽくならないことと、非常に臭いが少なかったのが選択の理由です。
針葉樹構造用合板は、F☆☆☆☆であることと、安くて強度が高いことが決め手です。
竹フローリングは、竹の持つ性質である、水に強く、硬いという利点があるため、台所や脱衣所の水場にはもってこいです。
うちの基本的な構造はこのような形で製作しております。

 

は、トイレです。

ここは、一番のネックです。
いままで浄化槽が入っていませんでした。
また、家族が多いため、トイレがひとつでは足りません。
そこで、いろいろ考えた挙句、水周りは近づけた方がつまりや費用の面でメリットがありますので、
風呂の隣にトイレを増築することにしました。
敷地の都合もあるので、大きなスペースを確保することができませんので、
3畳ほどのスペースにトイレ2室と洗面所を設置しました。
ここも、基本的な構造は台所と同じです。
ここは、外壁と屋根も必要です。
外壁は、断熱材入りのトタンです。
屋根は、針葉樹構造用合板、防水ルーフィング、コロニアルです。
勾配は、雨漏りしないぎりぎりラインに設計しました。
天井も高く、屋根裏も有効利用できます。

 

3番目には、風呂です。

3大水周りとでも言いましょうか?
風呂は、最終的に辻褄が合わせきれていないところでした。
それは、もともと、土間から入るようになっていたため、土間に対して床が一段上がっていました.
今回のリフォームでトイレへの通路が上がったため、一度土間に下りてから、風呂に入る形になっていました。
これでは、不便なので、風呂のドアを交換し(外開きを内開きへかつ上方へ移動)、脱衣所の床を上げ、
風呂の床も上げ、辻褄をあわせました。
脱衣所は、これまでと同じ構造で、風呂の床は、サーモタイルと言われる冷たくないタイルです。

 

4番目には、玄関です。

だんだん、主要なところが出来上がってくると、辻褄が合わないところが出てくるものです。
台所、トイレ、脱衣所とライフラインが整備されてくると、
和室からトイレと言うラインもスムーズに行き来したいものです。
これまでの玄関には、30センチぐらいの上がり口が付いていましたが、
人が歩くに歩けなくはないが、歩きにくいことは確かです。
そこで、高さあわせと歩きやすさを求め、玄関の上がり口の改良を行いました。
玄関は、人様が始めに入るところであり、安っぽさは厳禁です。
当然、5センチ以上の無垢板でバシッと決めたいところです。
しかし、一般に無垢板で5センチで玄関の上がり口に使うとなると、
そりゃもう、予算が許しません。そもそも予算なんてないけど。
で、今回かかった費用は2万円です。この大きさだと、樹齢は数100年ですからね。
杉の荒材をかんな掛けして使いました。なので、格安です。

ここまでで、最低限のライフラインの確保ができましたので、
後は予算と材料が格安で入手できるか?に関わってます.
今までは、趣味ではなく義務ですからね.


・下駄箱の製作

今現在、作り付けの下駄箱がありますが、なぜか大人の靴が入らない.
ついでに底も抜け気味です.ここを改修して、奥行きを増す工事をするか.
新たに下駄箱を作るかです.

奥行きを増すといっても、そこは出窓の下の部分を有効利用しただけに過ぎないため、
窓ごと移動するか、外に段差を作るか.しか選択肢はないでしょう.
素人がやるには荷が重く、そこまでするなら、さらに増築を!と考えたくなります.

日によって考え方は変わりますが、今のところ、上がり口の下に下駄箱を作って、今の下駄箱は、飾り棚がいいかな?と思っています.

良いアイディアと時間ができたところではじめたいと思います.

・外壁の修繕

現状、塗装にムラがあるため、見栄えが悪いですが、トタンはさびたりはしていないので、
しばらくは持ちそうです.外壁はトイレで使用したものでやらないと統一感が出ないので、
同じものを使用することになるでしょう.
その時に、なんちゃって耐震補強工事を行いたいと思います.
当然、業者に頼むつもりもなく、ホームセンターチューンですね.
柱の抜け止めと、筋交い代わりに構造用合板を貼り付けて、なんちゃって2×4住宅の様にしようと思います.実は、筋交いより効くんですよね.
どこに入れるかは、大学の機構解析の教科書でも参考にしてみます(笑).


・屋根の補修

これだけは、外注予定です.すでにかわらの下のルーフィングはめったメタで天井裏に明かりが差し込んでいます.まあ、雨漏りするまでは大丈夫でしょう.外注する理由は、廃瓦の処理をしてもらいたいのと、高所恐怖症なんです.

・雨どいの補修

さすがに、あちこち痛んでますが、機能的にはなくても良いものなので、気にしてません.
ただ、軒の部分を塗装する際には、交換しようと思います.

・車庫の改装

実は、屋根の次にお金がかかりそうなのが、車庫です.最もセンス良く、手間暇かけて仕上げたいところです.計画としては、まず、今の鉄骨のさび落としをしてから、再塗装.次に壁に石膏ボード(過去の財産?)を貼り付け、電気配線.その後、土間にコンクリートを打って、半分は2階倉庫を作成するつもりです.文章で書くとあっという間ですが、コンクリートを業者に打ってもらうとそれだけで50万円です.どうやってもそんなお金はありません.自分でやるっていっても、、、

・裏小屋のリフォーム

うちでもっとも古い建物です.骨格もだいぶキテます.でも、良い風情でもあります.
壊すのは簡単ですが、水も電気も排水も可能なんで、工夫次第で何でもできそうです.
8畳分位のスペースはあると思われます.
自分の能力向上にはもってこいですね.土壁ですし(笑)
今のところ、離れの露天風呂ってのが一番風情があるかな??


・かりうどルームのリフォーム

お金はそんなにかからないが、自分の趣味の部屋です.
とりあえず、使えるようになってますが、これでは、満足いきません.
まず、収納がまったく足りない.(物が多すぎるんですが←車庫の2階の倉庫もそのため)
増築はちょっと無理.

では、どうするかと言えば、廊下を占拠するとか、天井裏と言うか天井を物置にして、
防音効果も同時にGETか?天井に重いものを置くわけにもいかないので、所蔵プラモデルになると思われます.
あと、図書館並みに蔵書、CD,レコード、、、、倉庫行きってわけにも行かないでしょう.